愛犬はよく吠える怖がりで臆病な犬。だけど仲良くなる方法はある!

うちの犬は本当によく吠える。どんなものも怖がる臆病な性格で。。。もっと犬らしくのびのびして欲しいし、家族だけでなくどんな状況でも仲良くできるようになってほしい。。。

子犬の時期は人懐っこいわんこであっても1歳ぐらいから急に神経質になって、よその人や犬、あるいは車や自転車などの動くものに過敏に反応し、よく吠えるようになったりします。

 

あるいは最初から怖がりで、いつもびくびくしていたわんこが成長するにつれてますますびびりがひどくなるといったケースも。

犬の持って生まれた性格もありますが、本来犬は臆病で警戒心がつよい動物。しかし極端に過剰反応を示し怖がるのは犬にとってもストレスが多くてよくありません。

 

可能な限りのびのびと暮らし、リラックスできる時間を作ってあげたい。飼い主としてどうしていけばいいのか、くわしく見ていきましょう。

わんこわんこ

外に誰かいるよ、わんわんわん

 

怖がりで臆病な性格が加速した原因は?

犬が臆病で用心深いのは自然界で生き残ってきた本能の部分でもあるので、通常の範囲であれば問題ありません。

ですが、極端に怖がりで臆病になってしまうのは子犬の大事な時期に社会化教育がうまくできなかった可能性があります。

 

好奇心旺盛で多感な時期にたくさんのものに触れたり、いろんな場所に連れて行ってあげることで犬は多くを経験。この時期の経験が豊富だと動じにくいわんこに育ちます。

この時期を過ぎると未経験のもの、知らないものを警戒するようになっていきます。縄張り意識を持ち始めるのもこの時期から。

 

警戒心が強くなると、見知らぬものや人、犬に対して吠えたり唸ったりするようにもなります。飼い主に対しても試すような行動をとることがあり、成長過程で起こりがちな反抗期の症状も。

自分の意思表示をし始め攻撃的になるわんこがいる反面、過剰に怖がりで臆病なわんこである場合は、飼い主の接し方に問題があったかもしれません

 

わんこにとって理解できない形で過剰に叱られたり、痛い経験をすることはなかったでしょうか?

もしくは小さいうちに母犬や兄弟姉妹犬と引き離され、落ち着くことなく環境が転々と変わっていると心が安定することがなかったせいで、不安になりやすい性格になることも。

 

まずはどんなものを怖がるのか、過去にあった可能性のあるトラウマ経験なども合わせて、愛犬のことをじっくり観察してみましょう。

怖がりで臆病な性格は治せる?

子犬の時期に社会化教育がうまくできず、経験が浅かったとしても大丈夫です。成犬になっても経験を積んでいくことは問題なくできるからです。

好奇心旺盛な時期に比べれば多少時間がかかってしまうことは否めませんが、私たち人間同様いくつになっても学ぶことはできるのです。

 

成犬になってからしつけ直しは無理、などと言う人もいますが、そんなことは全然ありませんので安心してください。わんこは賢い動物。正しい方法で教えてあげればどんどん覚えてくれますよ。

怖がりで臆病であるなら、怖がる対象が危険でないことを教えていけばよいのです。知らない人がやってくることに過剰な反応をする場合は、お友達などに協力をしてもらい徐々に慣れるよう何度も訪問してもらいましょう。

 

怖いはずの相手からおやつがもらえたり、遊んでもらえるようになったら危険だと思うこともなくなります。車や乗り物なら、徐々に距離を縮めて停車中の危険がない状態に慣らしていきます。

根気が必要かもしれませんが、飼い主のあなたが神経質にならず、楽しんで教えてあげてください。その楽しい気分が伝わるので、より早く学習してくれるはずです。

わん太わん太

僕のこと気にかけてくれてるってわかるとホッとするなぁ

愛犬と仲良く暮らすうえで一番大切なこと。

愛犬と仲良く暮らすうえで大切なことは何だと思いますか?

 

わんこにもいろんな性格がありタイプがあります。同じDNAを持つ兄弟姉妹犬の中でもそれぞれ性格は違います。臆病でびびりなわんこであったとしてもありのまま、まずは受け入れてあげましょう。

わんこに安全な環境を提供してあげられているか考えてみましょう。わんこが眠るベッドのあるハウスの状態はどうですか?

 

人がひっ切りなしに通る落ち着かない場所であれば、静かな場所に移してあげます。部屋中どこでもフリーな状態で飼うよりも、わんこ専用のスペースがある方が犬は落ち着くもの。

そうした環境を見直すとともにお散歩や遊ぶ時間や頻度についても考えてみましょう。わんこと過ごす時間をたっぷりとって、わんことの信頼関係を構築することも大切。

 

あなたがわんこにとって安心できる頼りがいのあるリーダーであること。あなたのそばにいれば安全だし心配いらないんだとわんこが思うようになれば、心が安定して怯えることも少なくなります。

他の家族からも愛され、イタズラや嫌がらせされるようなことはないと思いますが、そうした精神的ストレスからは解放してあげなくてはなりません。

 

まずはひとりで怖がり震えるわんこをやさしく撫でて「大丈夫だよ」と声をかけてあげるところから始めましょう。

信頼関係コミュニケーション、この二つは決して忘れてはならないポイントです。

最後に

いかがでしたか?

よく吠える状態がご近所迷惑で困っている場合でも焦ってわんこを叱ってしまうより、なぜ怖がっているのか、といった吠える理由に注目しましょう。

 

意味もなく吠えることは絶対にありません。そしてたとえ怖がっているのだとしてもあなたが大丈夫といって声をかけてやさしく撫でることで落ち着くことができるように、信頼関係を築きましょう。

愛情と思いやりがあってこそ、しつけは効力を発揮します。わんこへの理解。まずはここから始めましょう。

 

 

 

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