愛犬が散歩を怖がる。外だと震える怖がりな犬を楽しませたい!

「愛犬がお散歩を怖がるのでなかなか外に連れていけない。外に出ようとすると震える。こんな怖がりな犬で大丈夫でしょうか?」

「玄関を出ようとすると固まってしまった。。。お散歩って普通の犬は好きなんじゃないの?!」

結論から申し上げます。

 

大丈夫です!全く問題ありません。犬は本来警戒心が強く臆病な動物で、野生の血が濃いと特に用心深い傾向にあります。また子犬であれば未知の世界が怖いと思うのは普通の反応。

それぞれのわんこの性格によって差はありますが、学習することで生き生きとお散歩を楽しむことができるようになります。飼い主としてあなたのできることを順番にみていきましょう。

 

愛犬がお散歩を怖がる理由とは

愛犬がお散歩を怖がる時、わんこならではの理由が必ずあります。犬も感情を持つ生き物。飼い主の思い込みで突き進むと信頼関係を築けないばかりか、ストレスとなりトラウマにもなりかねません。

どうしてお散歩を怖がるのか、まずは思い当たる理由を考えてみましょう。

 

そもそも外の世界を知らない世間知らずなわんこを、いきなりスタンダードなお散歩をイメージして連れ出そうとしても厳しいものがあるのは当然のこと。

外の世界を見せることで、わんこの興味をひいてみましょう。窓から外の景色を一緒に眺める、キャリーに入れて連れ出し、飼い主の保護の元で外の世界を感じさせる、というのも有効な手段。

 

外の世界はゆっくりと時間をかけて慣らしてあげることが大切です。玄関を出たら褒めてあげる。楽しいことがいっぱいであることをじっくり時間をかけて徐々に伝えていきましょう。

特定の場所に来ると立ち止まり怖がって動かなくなる場合は、その先に何かわんこが怖いものが存在しているか、その場所で以前に何か怖い体験をしているのかもしれません。

 

突然に他の犬に吠えられたとか、車やバイク、自転車が飛び出てきて驚いた、など身の危険を感じるような何かに出くわした経験があったり、大きな音が突然なった、クラクションを鳴らされたなど。

そんな場合は無理強いせずに、別の道を行くか引き返すのもいいでしょう。わんこを抱きかかえて、「大丈夫だよ、何もないよ」などと声をかけてあげながら通り過ぎ、徐々に危険などもうないことを認識させていくのもいいでしょう。

 

最初の段階では、わんこにとってあまりに刺激的と感じるような場所へ連れて行くのはやめましょう。車通りの激しい道、人通りの多い繁華街、子供が集団でわんこを囲うような場所も避けるべき。

慣れさせるはずが、ストレスを感じさせてしまっては、本末転倒です。

わん太わん太

子供にしっぱを掴まれるとパニックになっちゃう

怖がりな犬をお散歩に連れて行くために必要なこと

飼い主との信頼関係を強くする

愛犬の心の安定には、飼い主であるあなたとの信頼関係が重要な鍵。あなたをリーダーと認め、あなたが行く場所に一緒なら大丈夫とわんこが思うことで安心してついてくるようになります。

信頼関係の構築には、日常のコミュニケーションが不可欠。わんことの時間を大切に過ごし遊びを通して様々なしつけをすることで飼い主であるあなたとの関係を強固にしていきましょう。

 

あなたとのゆるぎない絆がわんこの心を安定させ、そうした恐怖心も和らいでくるのです。

社会性を養う

生後3~14週目にあたる子犬のわんこの場合、この時期の学習能力は素晴らしいものがあります。知識をどんどん吸収していろんな感情を持ちながら学んでいきます。

こうした時期に他の犬にたくさん会い、家族以外の人に多く出会って慣れさせてあげましょう。車やバイクなどの動くものについても見て覚えることで、人間社会を知ることが大切。

 

そうすることで何にも動じない、心の安定した健全なわんこに育ちます。世間知らずのまま大きくなってしまったわんこの場合は子犬よりも時間はかかるものの、徐々に経験して学ぶことで社会性は徐々に身につきますので安心してトレーニングしていきましょう。

過保護にしない

愛犬を可愛がりすぎて、過保護にしてしまうのは反対によくありません。立ち止まったら必ず抱きかかえてくれるということを覚えてしまうと、上下関係の認識もおかしくなります。

わんこが何かを要求しているような時はそれに応じないこと。純粋に怖がって動けなくなっているのかどうか、しっかりと観察してわんこを理解することです。

 

愛犬が何を怖がりどんな時にどうなるのか、必要な対応は何かを見極め把握しておくこと。飼い主として適切な対応がわかりやすくなりあなたも悩まずに済みます。

わんこわんこ

僕はヘビが怖い!

愛犬とお散歩を思いっきり楽しむために必要なしつけ

お散歩が楽しめるようになると、刺激がわくわくとなりわんこが興奮することもでてきます。車やバイク、自転車など動くものを過度に怖がる必要はありませんが、危険なものであるという認識は必要

交差点や線路に飛び出していってしまったら、取り返しのつかない事故にもなりかねません。人間社会で安全を確保しながらお散歩を楽しむにはそうしたことを教えておく必要があるのです。

 

お散歩は飼い主の主導で大まかな安全が守られる中で、楽しませてあげたいもの。そのためにも先に先にと歩かせないしつけをしておきましょう。またお外でトイレをしてしまっても片づけるられるようにグッズは必ず携帯しましょう。

最後に

いかがでしたか?

わんこにとって外の世界は人間社会の日常の光景。適応するには、学習してルールを覚えることです。そのために、飼い主は安全を確保してあげつつ、様々な刺激を見せてあげること。

 

わかっていればそれほど危険なことはないと思えるようなれば、怖がることなくお散歩を楽しめるようになるでしょう。そのためにもわんこと信頼関係は不可欠。正しいしつけを学び実践することで育んでいきましょう

絆を築き心を通わせることで、わんことの生活は心豊かで幸せなものとなります。わんこにとっても、あなたにとっても。

 

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