愛犬が朝吠える時のしつけ方法。朝から犬がうるさい!は解決できる。

愛犬が早朝から吠えるとご近所から苦情が。この場合のしつけ方法をくわしく見てみましょう。朝から犬がうるさいと睡眠の妨げともあり、なによりご近所迷惑

今後のためにもできるだけ早く解決しなければなりません。ご近所の手前、放置できず愛犬の言われるがまま(吠えられるがまま)に起きて対応しているとあなたの身も持ちません。

 

しかも吠える理由は愛犬によってそれぞれ。理由なくむやみに吠えるわけではないため、その原因(理由)に合わせた対応が必要なのです

 

愛犬が早朝から吠える理由とは

愛犬が早朝から吠える理由(その1):要求吠え

わんこが吠える理由として、飼い主のあなたにやってほしいと伝えてると考えられる場合、それを「要求吠え」と言います。

わんこは目が覚めてしまい、暇だから散歩に行きたいと思って、それをあなたに伝えようとしている。

 

あるいは「おなかがすいた」と餌を要求。さみしいのでかまってほしいと伝えている。要求内容はそれぞれですが、してはいけない行動は共通。

わんこの要望にあわせて対応してしまうこと。これをしているとわんこにとってはあなたより自分の方が優位だと勘違いしてしまいます。

 

群れの上のメンバーが下のメンバーにするのが要求や命令。この意味合いの吠えに答えていると「私はあなたよりも下」と認めていることに。

つまり上下関係を誤り、わんこ自身が群れ(家族)の中のリーダーだと認識している状況をつくってしまいます。

 

自分がリーダーだと思っていると群れ(家族)を従えていく尊厳を守るため、今後も目下のものに要求をするように。これが要求吠え。そして今後も常に自分の強さをアピールすることになるのです。

わんこわんこ

目が覚めて暇だからお散歩に連れてって~

愛犬が早朝から吠える理由(その2):警戒吠え

自分がリーダーだと思っていると群れ(家族)を守るため、過敏に警戒するようになります。少しの物音や、近づいてくる外敵に一生懸命吠えます。

この場合外敵は新聞配達員だったり、通行人だったり。自分の役目、責任として張り切って吠えることでしょう。

 

また、警戒不安や恐怖による場合は、安心感を与えてあげることが必要。ハウス内を工夫して居心地よくすることはもちろん、あなたの支えが必要です。

愛犬が早朝から吠える理由(その3):認知症

わんこも8歳以上となると加齢により脳が衰えてきます。今は症状を遅らせる薬などもあります。認知症の疑いがあれば早めに獣医師に相談しましょう。今は症状を遅らせる薬などもあります。

朝からうるさい犬の対処法

しつけの基本としては要求吠えには応じずに無視。ですが、要求が出ないようにまず工夫してみることが先決。

つまり、朝お散歩に行く習慣であるなら夜散歩に変えてみて、夜にたっぷりと運動させて疲れさせ、ぐっすりと眠るようにしてみる。

 

エサはすんなりと平らげてしまうパワフルなわんこの場合は、工夫して頑張らないとエサが食べれないおもちゃを使って、頭を使わせる。

頭を使うことでストレス発散。満足度アップ。夜あなたが寝る前にトイレをさせたりハウス内に綺麗に分離する形で排泄できるスペースを作ってあげる。

 

あるいは遮光性が高く防音効果のある布をハウスにかぶせることで、ハウスをより安心できる落ち着いた空間にしてあげることも効果があります。

不安感や恐怖心のつよいわんこの場合、飼い主のあなたとのスキンシップが足りていない可能性も。

 

「大丈夫だよ」と優しく声をかけ撫でるなど、安心して眠れるよう促してあげましょう。寝室内にハウスをおいて存在を感じられるようにしてあげるのも効果があります。

しかし、基本の考え方としては飼い主のあなたとわんことの関係を正しいかたちにしていくことが一番重要。

 

日頃のしつけを通して信頼関係を構築すること。あなたが威厳のある落ち着いたパワーを感じさせるオーラを纏い、堂々とわんこに接することでわんこ自身がリーダーを務める必要などなく安心できるようにすることです。

そのゆるぎない信頼関係がわんこを安心させ、過度な不安から解放します。

 

わん太わん太

そばにいれば不安じゃないよ

このように原因に注目してそれを取り除くことが重要ですが、ご近所迷惑を考えてすぐに吠えるのをやめさせたいのが本音。

短く「だめ」を伝えて改善されないようなら、天罰方式のしつけを利用してみるのも一助となります。

 

ガシャン缶(ステンレスのソルト容器に複数の10円玉をいくつか入れて振ると大きな音がでる)を利用して驚かせ、吠えることをやめさせる。

飼い主が音の主だと悟られないようにするのがコツ。どこから大きな音がするかわからないが吠えると鳴るからやめよう」と思わせるのです。

最後に

いかがでしたか?

犬種によってエネルギーのつよいパワフルなわんこだったり、やんちゃ盛りあるいは老犬の年齢的なもの、日常の生活スタイルによって原因はさまざま。

愛犬の様子を日々チェックし、原因に合わせた対応をしてあげることが大切。また日ごろからしっかりとリーダーシップを発揮し、わんことの信頼関係を築いておくこと。

 

そのためにも常に正しい適切なしつけを学び実践していきましょう。

 

ご参考にこちらもどうぞ ➡ 犬が吠えるとイライラする?!しつけに苦戦する飼い主の悩ましい夜。

 

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