愛犬とご機嫌で散歩に出てそろそろ帰ろうかと思ったら、なんと「帰りたくない」と愛犬が動かなくなった。足を踏ん張って帰るのを拒否?!仕舞いには寝転んでしまって。。。
ずりずり引きずるも、てこでも動かず。道行く人にはくすくす笑われ、恥ずかしいったらない。頼むから立って歩いて~
外野からみると、だだをこねてるわんこと対応に困っている飼い主の姿は滑稽でおかしいもの。他人事であるのでかなり笑えてしまいます。わんこの仕草もかわいいですね。
ですが、当事者にはたまりません。抱いて帰るにも中型犬以上のわんこは結構重たいですし、お散歩のたびにこうなるとなかなか大変。
人間としては時間の制約があったり用事があったりいろいろな事情を抱えていて、お散歩を済ませたらさっさと帰りたいと考えてしまいがち。
でもわんこの方はどうでしょうか?わんこは意外と喜怒哀楽があって意思表示をみせてくれます。それがわかりやすくかわいくもあるのです。
しかし、言葉で会話することができないのでうっかりと見過ごしていることがあるかもしれません。お散歩から帰るのを嫌がる、帰りたがらないわんこの心の内を考えてみましょう。
え!?もう帰るなんて断固拒否!
お散歩から帰りたくないわんこの3つの事情
愛犬がお散歩から帰りたくない理由(その1)
わんこにとってもの足りない。不十分であるということ。つまり満足していないのです。
お散歩は毎日、1~2回必ず出かけるもので非常に重要。ではどんな意義や効果があるでしょうか?
室内犬はほぼ一日のすべてを室内で過ごし、場合によってはハウス(ゲージまたはクレート)内にいることもあります。
お留守番させてしまうと一人ぼっち。SNSをするわけでも電話をかけるわけでもなく家族と遊べなければ、本当にひとりぼっちで過ごします。
人間ならテレビ読書ゲームやまんがなど、何かと忙しく楽しく過ごすことができますが、愛犬はなかなかそういうわけにいきません。
それだからこそ、お散歩がとっても楽しみで大好きなのです。遊んでほしかったり、外の空気を吸って気分転換もしたいはず。
適度に体を動かし、外の空気を吸って日頃のストレスを発散させたいと思っています。必要な運動は犬の年齢や大きさ、犬種によっても様々。
大型犬や中型犬は1回30分以上、小型犬は10~15分程度が目安ですが、わんこの性格や体力によっても変わってくるので、そのこに応じた必要量を見極める必要があります。
愛犬がお散歩から帰りたくない理由(その2)
わんこには行きたい場所があった、、、可能性もありますw。
お気に入りの場所だったり、会いたいわんこがいたのかもしれません。その日のお散歩はどんなコースでしたか?
外には楽しい刺激がいっぱいです。木や草花のにおい季節の気配や土の感触。気持ちよくそよぐ風、好きなわんこに出会う楽しみ。
お散歩中、様々な空気に触れいろんな臭いを嗅ぐことでわんこは情報収集をしています。どんなわんこが暮らしているかをにおいから把握しています。
お散歩エリアは基本的にわんこと飼い主であるあなたの縄張り。その確認が不十分ではお散歩が完了しないと考えているかもしれません。
言葉を交わせない犬だからこそ、全身で意思表示。それがわんこのわがままであるならばリーダーの意思を伝えて従ってもらう必要がありますが、わんこの主張ももっともかも。
理にかなった主張であるかの見極めが大切です。
愛犬がお散歩から帰りたくない理由(その3)
愛情不足でかまってほしい。
お散歩は毎日いかなくてはならない、と義務的になっていませんか?室内でのトイレトレーニングをしていない場合、排泄のためにもお散歩には行かねばと考えていることでしょう。
さきに述べたとおり、お散歩はわんこにとって非常に楽しみで大事なイベント。事務的な散歩であればあるほど満足度が下がります。
わんこ自身がお散歩で、運動したりにおいを嗅ぐのを楽しんだりする以外にもお散歩には重要な意味があります。
それは飼い主であるあなたとのコミュニケーションをはかること。あなたのことをリーダーであると慕っているわんこにとって、事務的な散歩はさみしいもの。
「帰りたくない」アピールをすることで、あなたの注目を浴び手間をかけさせることで構ってほしいと主張しているのです。
お散歩の重要性としつけについて
忙しいあなたにとって、愛犬のお散歩も毎日あると億劫に感じることがあるでしょう。しかしお散歩することはわんこの心身の健康のため、運動とストレス解消として不可欠。
小型犬であれば室内を自由に走りまわれたら運動量は足るかもしれません。ストレス解消なら遊んであげたりアロマやマッサージでいいかもしれません。
お散歩の重要性はリーダーとのコミュニケーション、信頼関係の構築にあります。これが基本。お散歩の効果をさらにアップするこの重要性を忘れてはいけないのです。
お散歩に出かけること、わんこと上手にコミュニケーションをとる方法は、正しいしつけ方法から学べます。
正しい知識を持ったうえで効果的にお散歩に出かけましょう。愛犬との絆を深める絶好の機会。わんこと別れる最期のときまで後悔のないよう愛情をそそぎましょう。
お散歩でのアイコンタクトで愛情を感じるんだよね
最後に
いかがでしたか?
帰りたくないわんこのかわいい映像はたくさんあふれています。それらが私たちを癒してくれてほほえましい。
かわいい主張ですが、わんこなりの理由もたまには考えてみるのもいいでしょう。わんことのコミュニケーションがますますよいものとなり、仲良し生活の役に立ちますように。
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