楽しかったお散歩、今日も泥まみれになって遊びました。お散歩の後のお手入れについても注意が必要。足は特に汚れが気になるところですが足拭きにもポイントが。
草むらを歩き回ったわんこの体には、砂や泥だけでなく虫や草花の種子などが付着したりします。
ですが人間のように毎日お風呂に入れてはいけません。乾燥した地域で生息してきた野生のわんこの皮膚はそれほど強くはないのです。
室内に入れるならある程度綺麗にしてあげたいもの。適切なお手入れ方法をくわしく見てみましょう。
肉球は大事にしたい
お散歩後のお手入れはこれで十分。
お散歩後のお手入れ(その1):足拭き
室内犬の場合、人間が外から戻ったら靴を脱ぐように汚れた足は土足という感覚。そのまま室内に入れるのは抵抗があります。
犬の足先はデリケートで敏感。とても入り組んだ形状の足先なので肉球まわりや指間の皮膚はとてもやわらくぷにぷにしています。
湿気が残りやすいので、かぶれたりアレルギーになることもあるため日頃から正しい方法で適切なケアが必要です。
通常のお散歩の後なら乾いた布で拭いてあげるだけで十分。少し汚れが気になるときは、ウェットティッシュか濡れた布で指の間も丁寧に拭ってあげましょう。
拭いても取れないような汚れがついていたり、雨の日や、草むらで遊んだ後で寄生虫が心配な時はぬるま湯でやさしく洗い、ドライヤーの冷風でしっかり乾かし湿気を残さないようにしましょう。
皮膚の弱いわんこなら、水できれいに洗い流してタオルでさっと水気をとる。その後さらに吸水性の高いタオルで水分をしっかりとり、ドライヤーの冷風で乾かしてあげましょう。
湿気を放置してしまうと「指間炎」になってかゆみを伴います。指間に残された水分によって蒸れてしまい雑菌が繁殖。炎症してしまうのです。わんこが舐めることで更に悪化させてしまいます。
湿気をしっかりとることが足のお手入れで一番重要なポイントなのです。
足のお手入れ:肉球に肉球クリーム
わんこ専用の肉球クリームというものがあります。デリケートな肉球が乾燥してひび割れることを防いでくれます。
お散歩後に足を洗ったら肉球クリームやオイルなどを塗ってあげましょう。お出かけ前に肉球クリームを塗っておくと足裏を保護してくれ、汚れの付着を抑制してくれます。
お散歩後のお手入れ(その2):ブラッシング
毎日お散歩の後にはブラッシングしましょう。活発なお散歩の後などは特に、ブラッシングすることでわんこの健康によい効果があります。
お散歩から戻ったら目の粗いブラシでわんこの身体全体にブラシをかけてます。全身すべての部位に念入りブラッシングしましょう。
わんこの被毛に付着した虫や植物の種を取り除くことができます。よくあるのが、くっつき虫。犬だけでなく人のお洋服にもくっついて、なかなか取るのが大変。
全体にトゲトゲしていて、わんこだけでなく家族も怪我をする可能性がるので、しっかりとりましょう。
暖かい時期はノミやダニが付いてきます。ノミ除けのお薬をつかっていても先ほど付いた場合は効果がありません。
またマダニで犬も人も命を落とすことがあります。十分注意しましょう。
お出かけ前のひと手間:ブラッシングスプレー
お散歩前の静電気防止効果のあるブラッシングスプレーはなかなか優秀。足まわりにさっとかけてブラッシングしておくと、散歩中にゴミがつきにくくなるのです。
お出かけ前のひと手間も大事だね
犬のお手入れを上手にこなすために
トリマーさんの様子をみているとわかりますが、犬は高い場所に乗せると動きません。そういう性質があるのです。
この性質を利用し玄関口や下駄箱の上などにわんこを乗せるとお手入れがしやすくなります。乗せるのが大変な大きめのわんこの場合は、一段高いところに乗せ、あなたが腰を下ろして作業するといいでしょう。
台の上にカーペットやラバーなどを敷いて滑らないように工夫します。飛び降り防止のため、リードフックなどを設置すると安心。
お手入れをストレスに感じるこもいるので、やさしく声をかけながら素早くすませましょう。
シャンプーの適切な頻度について
通常のお散歩の後は、雨でもないならよく絞ったタオルで体全体や足を拭くだけでOK。アスファルトやコンクリートの上を歩いただけなら乾いたタオルで足を拭けば十分です。
被毛についたほこりやごみなどが気になるならブラッシング。シャンプーやお風呂は、あたたかい季節はひと月に1~2回、寒い季節は1~2ヶ月に1回程度を目安にしましょう。
シャンプーをし過ぎると必要な皮脂まで洗い流してしまい皮膚トラブルの原因に。抵抗力も弱まってしまうと毛のツヤまでなくなります。
犬種によって毛の長さやお手入れが少し違いますので、トリマーさんや獣医師に尋ねてそのこに合った頻度で洗ってあげましょう。
その他のお手入れ
肉球チェック
わんこの肉球はデリケートな部分。道に何が落ちているかわかりません、何か刺さっていたりないか、目に見えない場合もあります。毎日必ずチェックしましょう。
やたらに舐めている時は、違和感を感じているはず。触ってみて痛がらないか、念入りに見てあげましょう。
指間の毛
散歩後に足拭きにウェットティッシュや濡れタオルを使う場合や足を洗う場合は、しっかり水分を取り除くことが重要。
肉球まわりの複雑な形状のなかで、指間の毛を短くしておくことは早く乾かすのに役立ちます。ハサミでカットするより、安全な犬用のバリカンを使いましょう。
指間の毛を短く刈っておくと汚れを巻き込みづらくなり汚れにくくなります。
足の爪
足の爪を切るのは結構難しい作業です。トリマーさんにお願いするか病院でお願いするなどプロにやってもらった方が無難。
月に1度ぐらいの頻度で、地面につくかつかないかの長さを保つようにします。狼爪があるなら、忘れないようお願いしましょう。
最期に
いかがでしたか?
挙げてみるとわんこのためにやってあげたいお手入れがたくさん。こうしたひと手間で毎日のお散歩がますます快適に楽しむことができるのです。
あなたとわんことの毎日がますます幸せなものとなりますように。
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