散歩しないと犬の寿命を縮めるの?ストレスをうまく減らす方法とは。

散歩しないということが犬の寿命を縮めることをご存じですか?一方で愛犬とお散歩をすることが飼い主の寿命、とりわけ健康寿命を延ばすことも広く知られています。

人間と比べると圧倒的に短い愛犬の寿命。飼い主であればずっと長く一緒にいたいし、当然このままずっと一緒にいられるように思ってしまいがち。

 

愛犬との毎日のお散歩が、ふたりにとって貴重な時間であることをしっかり認識し、愛犬の寿命を少しでも延ばすにはどうすべきなのか、くわしく見ていきましょう。

 

犬の寿命は短い!!

犬の成長はとても早く、1歳ともなると完全に成犬。おとなのわんこです。つまり子犬期の好奇心旺盛な時期、やんちゃな盛りを過ぎ、落ち着いてきたなぁと思ったらもうシニア。

忙しい毎日を送っていると1年があっという間ということ、よくありますが、わんこの場合、1年あれば子犬が成犬になってしまいます

 

寿命としてはせいぜい長くても14~15年、7歳ぐらいから高齢犬という成長の早さです。犬の寿命は小型犬から大型犬までサイズや犬種によっても違いますが、小型犬の方が大型犬よりも長生きする傾向にあります。

それでも21歳まで長生きすると人間の年齢に換算して100歳。かなりのケアが必要です。できるだけ健康で元気な状態で過ごさせてあげたいですね。

 

心身共に健康でいられるように上手にお散歩を活用すべき。お散歩もただ毎日惰性的になんとなく行くだけでは寿命を延ばすどころか逆効果になってしまうことも。

お散歩をするうえで、ポイントを押さえ意識を注力する部分をしっかり認識しておきましょう。日々の時間を大切に、わんことの時間を充実させましょう。

わんこわんこ

ずっとかわいいままだけどおとなだよ。

お散歩による寿命への影響

よいお散歩がわんこの寿命をのばすことは明らかこころとからだ、全身への前向きな影響を与えるお散歩を毎日に行えば、それだけでもわんこの寿命は延びるでしょう

まずはわんこにとってのワクワク感。お散歩と聞くと満面の笑顔、全身で喜ぶ姿からわかるように、なによりこれがわんこのストレス発散になります。

 

人間同様、楽しいこと、楽しめることが心の健康にとてもいいこと。全身の細胞がポジティブオーラに包まれます。

また運動することが全身の筋肉の刺激になること。血流がよくなったり呼吸器も適度に活発に使用されればその機能は衰えることなく保持されます。

 

行きかう人との出会いや、他のわんことの交流によって社会性を身に付ける機会でもあります。植物や昆虫、他の動物と出会うこともあるでしょう。

散歩道のにおいは、そこににおいを残したわんこ達と間接的にコミュニケーションをとることができる能力をもつ犬にとって、脳へのよい刺激

 

においから情報を収集し分析することで脳をフル回転しとても頭を使います。それ以外に一番重要なのは、飼い主であるあなたとのコミュニケーション

忙しい飼い主は24時間わんこと遊んではいられません。お散歩タイムであなたが声をかけてくれること、あなたとアイコンタクトをとれることがわんこにとって何よりも喜びなのです。

お散歩でできる信頼関係の効用

小型犬から大型犬までサイズに関係なく、犬種に関係なく犬は集団で生活する習性を持ちます。そのため、リーダーの存在が不可欠

自分のグループにリーダーがいないと感じたら自分がリーダーにならねばならないと考えます。常にリーダーとしての存在を誇示し、散歩中も警戒態勢。とてもストレスフルな状態です。

 

つまり飼い主であるあなたというリーダーに守られながら、心も環境も安定した生活を送れることがわんこにとって幸せなのです。

あなたのことをリーダーとして信頼し、安心感をもって暮らせること、それがわんこのストレスを取り除き寿命をのばす要因となります

 

飼い主であるあなたはあなたのわんこのリーダーとして常に毅然とした態度で接し、ゆるぎない安心感を与えてあげる存在になることが大切。

お散歩の時間は、こうした信頼関係を構築するのに絶好のチャンス。毎日のお散歩タイムでリーダーウォークを行うことで、わんこにリーダーである態度をしっかり示し、わんこを守る存在であると知らしめることができるのです

 

このしっかりした信頼関係に基づく主従関係がわんこのストレスを取り除き、信頼と愛情、安心を感じることでリラックスした気持ちで過ごせます。

こころ穏やかに長生きさせる秘訣。あなたがわんこの飼い主である価値がここで証明されるのです。

わん太わん太

一緒にいるときが一番安心。

毎日のお散歩を楽しむために(長生きの秘訣)

ストレス発散、適度な運動、社会性の構築に脳への刺激。盛りだくさんにいいことがいっぱい体験できるお散歩ですが、長く元気に楽しむためには健康で元気でなくてはなりません。

健康管理、つまり病気予防も寿命をのばすのに必要不可欠。シニアになって無理な運動をさせないことはもちろんですが、元気なうちは運動不足を解消し筋力をつけて健康な体を維持することが大切です。

 

思いっきり走ることで、肺の運動を助け呼吸器の衰えを防ぎますし、適度な筋肉は腰の弱い犬にとってヘルニアなどの予防になります。

毎日のブラッシングで全身の毛艶や皮膚・爪の状態、うんちの状態、食欲などを観察し体調管理をする以外に定期的な健康診断も受けましょう。

 

気が付きにくい病気の兆候をいち早く見つけることで早期に対処することができ、長く健康でいられます。

ペット医療も高度化しており専門医から生活習慣の改善などのアドバイスを受けることも可能。最新の情報を得ることもできます。

 

お散歩コースを選定するのにも、適切な運動量を考えるのにも、専門医からライフステージや体調を考慮した意見が聞けるのも魅力的です。

最後に

いかがでしたか?

自宅に帰りわんこと一緒にいるとこの上なく癒されているのはあなたの方でしょう。大切なのは、一緒に散歩に出かけてわんことコミュニケーションをとること

 

運動をさせてあげたり新しいお散歩道でたくさんの刺激をあげること。たった十数年しか一緒にいられないことを考えると、できるかぎりの愛情をそそぐべきなのです。

上手に愛情をそそぐには信頼関係をうまく築きましょう。正しいしつけの知識が役立ちます。あなたに向けられた満面の笑顔、かわいい仕草を全力で守ってあげてください

 

 

 

 

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