愛犬は雨の日の散歩を嫌がる。おすすめの過ごし方とは。

比較的雨が多い日本。春は梅雨、秋は秋雨に台風、夏でもゲリラ豪雨など晴れた日ばかりではなく毎日のお散歩に少なからず影響します。あなたのわんこは雨の日どんな様子ですか？

雨でもがんがん外に出たい犬種のわんこもいれば、外に出るのを嫌がるわんこも。お散歩の目的はコミュニケーションをとること。

 

運動すること、排泄すること、ストレスを発散させること。においや視覚的情報をインプットすることで脳へ刺激を促すこと、あるいは社会性を身に付けること。

さまざまな効果があるお散歩。ですが、台風などの豪雨中、無理にお散歩に行くのも危険。いろんな選択肢を用意しておくためにも、雨の日の過ごし方についていくつかみていきましょう。

愛犬は雨が嫌いですか？

6割以上の飼い主が「雨の日でも散歩は必ずしなければ」と思っているそうです。しかし、必ずしもそうではありませんし、突風の吹き荒れる豪雨の中を散歩に出るのは危険。

わんこ自身も雨が好きなこもいれば、苦手なこも。また、トイレは外でさせるようにしている場合、外に連れて行かないと排泄を我慢して膀胱炎になってしまうわんこもいます。

 

どうしても外に行けない場合を考えて是非トイレトレーニングはしておきましょう。覚えてくれるまで少し大変ですが家も汚れずわんこも健康ならやる価値あり！

日頃からお散歩を時間や回数をきっちり決めてしまっているとわんこから散歩を要求することもあります。日頃から飼い主の都合、飼い主始動でお散歩すること。

 

毎日行くのは基本ですが、要求に応じる形で犬主導のお散歩に飼い主が付き添うようでは、上下関係がおかしくなります。飼い主の基本の考え方としておさえておきましょう。

雨の日にお散歩に出るなら

雨の日もお散歩を楽しみたい、あるいは雨の日続きで気分転換も必要なときは対策して出かけましょう。短い毛の犬種であれば手軽なポンチョタイプのレインコート。

毛の長い犬種であれば足までカバーできるタイプのレインコートがおすすめ。雨でぬれてしまうと毛が絡まりにおいも気になります。

 

レインコートは蒸れにくいタイプのものもあり装着は比較的簡単。また雨の日は水で流れてきた小石があったり、水で浮き出た有害物質がわんこの足に付着する可能性があります。

ふやけて柔らかくなった肉球をけがから守るために便利なレインブーツもあります。お散歩から戻ったらすぐ使えるよう玄関先にわんこ用のタオルを用意しておき、すぐに拭いてあげましょう。

 

できればお風呂に入れてしっかり拭き、ドライヤーで乾かしてあげましょう。耳の中や指の間はしっかりと水分を取り除き、ケアをしておくことが大切。皮膚炎などの原因になります。

雨がひどいとトイレもしづらくなるため、傘をさしてあげるといいでしょう。また出かける時はなるべく雨が弱まった小雨のときや止み間をねらいましょう。

 

最終手段としておやつを持っていれば、もう歩きたくなくなったわんこの動機付けになって便利です。

雨の日の過ごし方

雨の日は出かけないことにする。トイレトレーニングさえできていれば何の支障もありません。こんな日は室内でめいいっぱい時間をとり、わんこと過ごすことにしましょう。

雨の音や雷が苦手なわんこなら無理に連れ出す必要はありません。室内でコミュニケーションをしっかりとり、遊びを通して運動させたり頭を使う遊びをしましょう。

 

頭を使って取り出すタイプのおやつを仕込んだおもちゃを使うのもおすすめ。走り回れるようお部屋を工夫してミニ室内ドッグランを作っても楽しいし、音楽をかけて一緒に踊ったり楽しんでしまいましょう。（ただしご近所の迷惑にならないようにだけ気配りしましょう）

わんこもあなたも雨の日のお散歩を楽しめることが理想。しかし室内であってもわんことたっぷり時間をとってコミュニケーションをとることで、絆が深まります。

最後に

いかがでしたか？

お散歩の目的はコミュニケーションをとること。運動すること、排泄すること、ストレスを発散させること。においや視覚的情報をインプットすることで脳へ刺激を促すこと、あるいは社会性を身に付けること。

 

毎日のお散歩をしっかり楽しみ、飼い主であるあなた自身のストレス発散になっていればいいですが、雨の日は出かけるのが億劫だったり、わんこが雨を嫌がっていたり事情は様々。

室内で楽しむ選択肢があればふたりとも幸せですね。そのためにも必須なのは、トイレトレーニングです。しつけ方法をしっかり学び、柔軟性をもたせておきましょう。

 

わんことあなたのハッピーライフの実現には、常にしつけが欠かせないのです。

 

 

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